複利計算で考える積立方式の資産運用
長期的な視野に立って資産運用を行うときには、どのような金融商品を活用する場合であっても、複利計算という考え方を持つことが重要です。
特に元本保証の定期預金であっても、定期的に支払われる利息を再投資することで、大きく資産を増やせるメリットがあるのです。
また投資信託のように高い運用利回りが期待できる金融商品であれば、5年単位や10年単位の長期的視点に立つことで、資産総額を大きく増やせるチャンスがあるのです。
しかし投資信託は高いリターンが期待できる一方で、元本割れのリスクがあるために、慎重に資産運用を行う必要もあります。
そのために一度に投資信託を購入するのではなくて、時期を分散させるのが賢い購入方法だといえます。
その場合には毎月積み立てを行うことで、リスクを軽減することができます。
特に積立購入ができる投資信託であれば、千円単位や1万円単位で購入できるために、誰でも気軽に始めることができます。
また想定される運用利回りが3パーセント程度であっても、長期間の積立で資産が着実に増えることを実感できます。
そして老後の資金確保の目的で資産運用を行うときには、複利計算によって積立のシミュレーションを行うべきなのです。