投資セミナーは内容が重要ですね

semina

 

投資セミナーというのは結構開催されているものです。

自分自身2、3度そうしたセミナーに参加した体験があるのですが、残念なことにその内のひとつは、全くの出鱈目でした。

 

セミナー出席が無料の場合、開催する側にも何らかのメリットがなければ意味がありません。

ましてや、出席するとメモ帳やボールペンくらいのちょっとした手土産がある場合もありますから、開催するほうにとっては、場所代だけではない結構な経費がかかっているわけです。

そのため、実は投資という仮面を被った詐欺話のこともあるというわけです。

 

もちろん悪質でないセミナーのほうが多いんじゃないかとは思います。

悪質じゃない場合、証券会社や金融商品のプロモーションであることは結構あります。

私自身の体験では、ある有名なテクニカルアナリストが日本の株式市場の今後の見通しについて講演をして、そのあとで、証券会社の人がカバードワラントについて説明と宣伝をしていました。

 

当時は、オプション取引の経験はありませんでしたし、そうした金融商品があることすら知りませんでした。

また、テクニカルアナリストがどんなことを考えていて、何を基準にして分析をするのかを少しばかり知ることができ、その後の投資に大いに参考になりました。

 

宣伝があるとは言え、例えばテレビやインターネットでも広告は多いわけです。

宣伝も情報として価値のあるものもありますし、それを見聞きすることでアナリストの講演などで有益な情報が無料で提供されるのならば参加者にとっては良い事ではないでしょうか。

そうしたタメになるセミナーか出鱈目な詐欺話かを見分けるのは、時として難しいこともあるんですが、講師として招かれている人物が信用できる人であり、セミナーを開催する団体がまともな経営をしている会社であれば、参加する価値は充分にあります。

 

反対に、内容的にはパンフレットに載っていることの繰り返しに過ぎない、既に投資をしている商品についてわかっていることを繰り返し説明するだけ、セミナーを開催している会社の実体が知れない、無料なのにやたらと豪華な食事や手土産がある場合などは、近付かないほうが無難です。

 

人間、不思議なもので、時間と労力をかけて物事を行ってしまうと、信用することが出来るはずのないものを信じてしまうことがあるからです。

自分の直感は大切にしましょう。

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ